季節の流れは早いもので、もう3月になりました。
なんだか年明けがついこの間のようで、あっという間に春を迎えてしまいそうです。
週末は4月並みの暖かさというこの時期には異例と言っていいほど暖かく、春もすぐそこかと思わせるような陽気でしたが、3月3日の今日は週末の暖かさが嘘のように空気が冷え込み、上の原学園のある桜川市でも午前中から午後にかけて半日雪が降り続けました。
乾燥して晴れた日ばかりで雪どころか雨もほとんど降らないような日が冬の間続いていたので、今年は雪は降らなさそうかなぁと思っていた矢先のこの天気。
少々驚きましたが、日中から雪の舞う白い世界が広がって、冬らしい景色模様を春を前に見ることになりました。
今日は3月3日桃の節句。ひな祭りの日となります。
白い雪が花びらのように舞い、一面を銀白の世界に染め上げていく様子は、ひな壇の赤い華やかな佇まいと対比してみると互いの鮮やかさをいっそう引き立て合っていて、まるで日本の風景の美しさや情緒を感じさせようとしてくれているようにも思えました。
特別養護老人ホーム上の原ではユニット内でレクリエーションを楽しむ以外に、エントランスにひな壇を飾って入居者様や来訪された皆様にひな祭りの雰囲気を楽しんでいただいています。
そして今年はなんと、これまで1つだったひな壇が2つに増えました!
特養スタッフのご好意により新たにひな壇を展示できるように自宅よりお持ちいただけることとなり、ひな壇が並び立つこととなりました。
こちらのひな壇もとても立派で、その豪華さに思わず見入ってしまいます。
今年は白い雪の舞うひな祭り、桃の節句となりました。
今年も桜の開花は早そうで、この寒気を乗り越えればいよいよ春はもうすぐそこです。
出会いと別れの季節でもある3月。一つ一つを噛みしめて、日々を大切にしていきたいですね。