6月になりました!紫陽花の季節で本来であれば雨引観音の紫陽花をご利用者様と観賞しに行ったりする時期なのですが、桜川市は6月3日~16日まで感染拡大市町村に追加指定となってしまい、外出も相変わらず難しいままとなってしまっています。
そんな特別養護老人ホーム上の原ですが、前回こちらの記事【特養】新型コロナワクチン予防接種 | 特養 | 社会福祉法人 上の原学園 (u-gaku.or.jp)でもご紹介した65歳以上のご入居者様および施設職員を対象とした1回目の新型コロナワクチン予防接種から3週間が経ち、2回目の予防接種が実施されました!
今回は5月31日~6月3日の4日間の日程で特別養護老人ホーム上の原を会場に行いました!
前回同様、上の原病院の医師・看護師の皆様と特養上の原の看護師が接種を担当し、ご入居者様のいらっしゃるユニットのダイニングおよびエントランスホールの特設会場にて注射を行いました!
今回の2回目の予防接種、事前に1回目に比べて2回目の方が接種後の副反応が大きいとの情報がありましたが、今回はその事前情報どおり、発熱や悪寒、倦怠感や身体の痛み等の症状を訴える方が前回よりも多く出ました。
ご入居者様は一部の方に発熱等の症状がみられたものの、現在のところ幸い重篤な症状の現れる方は出ておりません。しかし職員の方が今回は当日夜から翌日に発熱する方が続出し、勤務の調整を余儀なくされるなど影響を受ける形となりました。年齢が若い方により症状が出やすいとのお話で、実際に若手職員はほとんどが翌日までに熱発してしまう状況となりましたが、今のところの状況をみると若手職員に限らず、年齢を問わず多くの方が発熱や体調の不調を訴えているようです。
それでもなんとか無事に2回にわたる新型コロナワクチン予防接種を終える事ができ、65歳以上のご入居者様も無事に接種を完了することができました!
新型コロナワクチンを打ったからと言って、新型コロナウイルスに感染しないという訳ではありません。引き続き感染を起こさないように対策を継続することが今後は重要になると思います。それでもご入居者様の感染リスクを抑えるため、また万が一の際に重症化を防ぐためにも、今回の新型コロナワクチン予防接種は意味のあるものになるのではないかと思います。
今回初めてのことで、看護師を中心に職員も試行錯誤しながらの取り組みとなりました。前回の記事でも謝辞を述べさせていただきましたが、上の原病院の医師・看護師の皆様、病院関係者の皆様、桜川市役所の関係者の皆様、そしてご理解・ご協力をいただいたご家族の皆様。本当にさまざまな方々のご協力があって、無事に接種を終える事が出来たのだと思います。
ご理解・ご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました。そして看護師さんをはじめ対応に当たった職員さんもお疲れさまでした。
これから64歳以下のご入居者様が、接種券の準備ができ次第病院に通院して予防接種を受けることになります。
まだまだ新型コロナウイルスの流行が収束した訳ではありません。これからも引き続き気を引き締めて感染症対策に取り組んでいきたいと思います!