社会福祉法人上の原学園では利用者さんの活動の一つに作業班による農場での活動があります。
上の原学園に隣接している農場を利用して季節ごとに野菜や花などを育てており、毎年収穫された野菜や花を特別養護老人ホーム上の原でも販売しています。
こちらは最近収穫されたパンジーの花。黄色に白に紫に、色とりどりの花が綺麗に咲いています。
パンジーという名前の語源はフランス語で「思想」を意味する「パンセ(pensée)」からきているそうです。そのためか花言葉も「もの思い」や「私を思って」といった思慮や想いに関する言葉がパンジーの指す花言葉になっています。
様々な色の花を咲かせるパンジーにはその他に花の色ごとにもそれぞれ花言葉があり、例えば黄色の花は「つつましい幸せ」、白い花は「温順」、紫の花は「思慮深い」といった意味があるそうです。
現在新型コロナウイルスの影響から利用者の皆様もご家族様と思うように面会ができず、また世の中全体としてもなかなか思うように人との交流がしづらく、先行きの見えない不安な情勢になっています。このような時代だからこそ、穏やかな心を持って思慮深く、互いに相手を思い遣りながら小さな幸せを大切にしていけるといいですね。
黄色のパンジーの花言葉「つつましい幸せ、田園の喜び」