1月も半ばになりましたが、この時期はやっぱり寒いですねー。
関東地方は12月の後半からほとんど雨が降っておらず、晴れて乾燥した日が続いています。
そのおかげか日中はよく晴れて太陽の暖かさを感じることもでき、空も青く澄み渡って大変綺麗です。
過ごすうえでは心地よいのですが気になるのは乾燥。手足はカサカサになるし、のどの調子にも影響します。細菌やウイルスが流行る季節ということもあり、保湿や体調管理に気を付けたいですね。
乾燥した気候ですと、火の元にも気をつけなければいけません。空気が乾燥していると火災が発生しやすく、注意が必要です。
現在アメリカ・ロサンゼルスの大規模な山火事が大きなニュースになっていますが、火災はたとえはじめは小さい火の元だとしても、燃え広がればたちまち大きな災害へと繋がります。
大切になってくるのは普段からの備え。火災の発生しやすい状況に注意し防げるリスクは未然に防止することと、発生した際に迅速に落ち着いて避難、消火活動に当たれるように準備しておくことが大切になってきます。
上の原では毎月避難訓練を実施し、万が一のことが起きた時に落ち着いて行動できるよう備えています。
1月17日の今日も障害施設を対象に避難訓練を実施し、実際にグラウンドに避難して動きを確認しました。
各棟から利用者の皆様が職員の誘導のもと次々と避難していきます。
グラウンドに続々と人が集まってきました。
集まったら点呼を取って、全員無事に避難できているか確認をします。
こうした動きの訓練を定期的に繰り返し実施することが、有事の際にも落ち着いて行動することに繋がっていきます。
避難訓練の後には職員による放水訓練も行いました。
ホースを伸ばし、勢いよく放水!
放水も日頃から動き方を確認しておくことが大切になってきますね。
今日、1月17日は阪神淡路大震災のあった日です。今年は大震災の日からちょうど30年の節目の年となりました。
関東では東日本大震災の記憶も残り、昨年は能登半島の震災、さらには南海トラフ地震の可能性も盛んに議論されるなど、日本では災害のリスクは常に隣りあわせとなります。
地震だけでなく大雨や台風、異常な高温などもここ数年は問題になっており、やはり災害や有事に日頃から備えておくことは必要になってきます。
過去の震災の記憶にも思いを巡らせながら、こうした機会に災害や防災について思い返し、意識してみることも大切なことのように思います。