連日猛烈な暑さ!!

 

ここ数日、関東地方は気温が35℃を超えて40℃近くに迫る地域もあるなど、大変な暑さが続いています🥵

 

気温の上昇の反動か、午後から大気が不安定になる日が続き、先日はバケツをひっくり返したような集中豪雨が局地的に降るなど天候の急激な変化に悩まされる日々です。

 

栃木県~茨城県西北部にかけては地形の関係上昔から雷雲が発達しやすく雷の多い地域として知られ、現在でも夏場は栃木の空に雷雲がかかる様子をよく見ることができます。

 

栃木県の地形をみると、日光~那須にかけて男体山や茶臼岳をはじめとする山地が連なり、茨城県側には八溝山系の山々が連なっていて、ちょうど山脈に囲まれるような地形になっています。

 

そこに南側の平地や太平洋から入ってきた湿った暖かい空気が上昇気流と共にぶつかることで雷雲が発達し、大気が不安定になったこの地域一帯に雷を発生させるようです。

 

宇都宮がその雷の多さから古くから「雷都」と呼ばれ、栃木~茨城県北西部にかけて各地に「雷電神社」など雷にまつわる神社が数多く点在していることからも、いかにこの地域に昔から雷雲が発生し、雷と共に人々が暮らしてきたかその歴史が伺えますね。

 

高温に天候の急激な変化と、身体がついていくのも大変です。暑さが続くと熱中症だけでなく体力が落ちて免疫力なども低下しがち。それだけに、規則正しい生活や栄養面の強化が大切になります。

 

栄養といえば、7月24日は土用の丑の日。栄養満点の鰻を食べる日ですね!

 

土用の丑の日に鰻を食べる風習は江戸時代に有名な平賀源内が「丑の日に”う”の付くものを食べるとよい」と夏場の売り上げに困っていた(鰻の旬自体は冬)鰻屋さんにキャッチコピーを伝授したことから広まったとされていますが、宣伝の工夫がきっかけとはいえ、体力の落ちやすいこの時期にビタミン豊富で栄養満点の鰻を食べるのは意外と理にかなっているのかもしれません。

 

特養上の原では今回特別に選択メニューとしてお昼ご飯に鰻丼、穴子丼の好きな方を選択して食べられる選択メニューをご提案し、土用の丑の日に合わせて皆さん自身の選択されたメニューを楽しまれました!

 

 

 

今回は事前に告知のチラシを作成し入居者の皆様にどちらがいいか希望を取ったうえで、当日入居者様自身が選択したメニューを召し上がられるという流れになりました。

 

 

自身で選択した鰻、穴子を食べられるとあって、入居者の皆様もこの日の食事を大変楽しみにされていたようです。

 

食事の支度ができると皆様いつも以上に勢いよくお食事を口に運ばれ、行事食の特別メニューをおいしそうに召し上がれていました。

 

 

今回は慣れ親しんだ食材ということもあって本当にいつも以上に食が進んだようで、ほとんどの方が完食されたご様子でした。

 

 

季節の行事を楽しみつつ普段と違うお食事を楽しまれ、また今回は自らが「選択する」という主体的な意思決定ができる機会ということで、入居者の皆様にとってもとても良い取り組みになったのではないかと思います。

 

入居者の皆様にとって食事は貴重な楽しみの一つ。このような機会が定期的に設けられれば、日々の食事をより一層楽しむことができるように思いました🎐